石井 裕   Yutaka ISHII

講座・コース 知的インタフェースシステム工学講座 Yutaka ISHII
役職 准教授
生年月 1975年05月生
自室番号 2404
Email ishii**cse.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 岡山県立大学情報工学部情報システム工学科(1998年3月)
岡山県立大学大学院情報系工学研究科機械情報システム工学専攻(2000年3月)
岡山県立大学大学院情報系工学研究科システム工学専攻(2003年3月)
学位 博士(工学)岡山県立大学,2003年3月,身体的バーチャルコミュニケーションシステムによるヒューマンインタラクションの合成的解析
着任年月 2011年04月
職歴 科学技術振興事業団 戦略的基礎研究推進事業(CREST) 研究員(2003年4月~2003年9月)
神戸大学情報基盤センター 助教(2003年10月~2011年3月 ※旧学術情報基盤センター)
専門分野 ヒューマンインタフェース
所属学協会 ヒューマンインタフェース学会,情報処理学会,日本認知科学会,日本人間工学会,日本子ども学会,計測自動制御学会
現在の研究テーマ ヒューマンエージェントインタラクション(HAI),アバタメディア,ネットワークコミュニケーション
主要担当科目
 学部 計測工学, システム創造プロジェクトⅠ <システム創造プロジェクト>, システム創造プロジェクトⅡ <システム創造プロジェクト>, 微分方程式A <微分方程式>, ヒューマンエージェントインタラクション
相談・共同研究可能
なテーマ
ヒューマンインタフェース技術
研究概要 【1】アバタを介した共有仮想空間における身体的インタラクション
 離れた場所にいる対話者は,手紙,電話,チャット等の手段により情報共有を行っている.ここに互いの振る舞いを観察できるアバタを介在させることで,より実空間での対話に近い状況を生成できる.ここで対話者のノンバーバル(言葉によらない)情報や生体情報を反映した身体的アバタ(Embodied Avatar)により,対話者の身体性が互いの存在を空間内に位置付け,そのコミュニケーション場において共存在感を持つことができるシステムを開発している.これは仮想空間や対話者間の関係制御による合成的解析手法により,コミュニケーションにおける本質的な要因を明らかにすることができるシステムで,自己参照型のアバタを投影することで相手との一体感・共有感が飛躍的に向上するなど有用な知見が得られている.また相手のビデオ映像に自己アバタを重畳合成することで,視線の不一致に関する問題を新たな観点で解決するビデオコミュニケーションシステムへ開発展開している.
【2】遠隔作業を邪魔しないコミュニケーション支援
 遠隔作業(テレワークや自習教育等)において,コミュニケーション支援としてのビデオ映像の利用は,逆に常時監視されているような圧迫感やストレスを与え,作業負荷を高める結果となる可能性がある.そこでアバタ自体にユーザの身体性を適用するのではなく,利用者の存在概念を与えるオブジェクトとしての椅子に適用することにより,ユーザの存在感を共有するシステムを提案し,効果を確認している.今後実用化への応用展開を図る.
社会における活動 1. ヒューマンインタフェース学会 理事(2015~),評議員(2011~2014),会誌委員会幹事(2013, 2014),研究会運営委員会委員(2006~2010),幹事(2015~),論文誌委員会幹事(2011~2012),コミュニケーション支援専門研究委員会[SIGCE]幹事(2009~2014)等
2. HAIシンポジウム プログラム実行委員(2006~2008),運営委員(2009~)
3. 人工知能学会論文誌,電子情報通信学会基礎・境界ソサイエティ和文論文誌 特集号編集委員(2009, 2010, 2012~)
4. 日本認知科学会 第27回大会 実行委員長(2010)
5. The Sixth International Conference on Collaboration Technologies (CollabTech 2012), Organizing Committee

受賞 1. ヒューマンインタフェース学会 学術奨励賞(2000.3)
2. ヒューマンインタフェース学会 論文賞(2002.3, 2004.3)
3. 情報処理学会 第64回全国大会 大会奨励賞(2003.3)
研究業績 【学術論文】
1. 石井 裕,渡辺 富夫:相手顔画像を合成した身体的引き込み観客キャラクタを用いた実映像対話システム,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.17, No.3, pp.265-273, 2015.
2. 石井 裕,井上 翔太,渡辺 富夫:身体的引き込み観客システムを用いたアバタを介した合意形成対話支援,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.16, No.4, pp.303-312, 2014.
3. 石井 裕,中山 志穂,渡辺 富夫:非接触計測による自己キャラクタ対面合成型実映像対話システムE-VChatの評価,ヒューマンインタフェース学会論文誌,Vol.16, No.3, pp.179-186, 2014.
4. 高林 範子,小野 光貴,渡辺 富夫,石井 裕:看護実習生―患者役アバタを介した看護コミュニケーション教育支援システム,日本人間工学会誌,Vol.50, No.2, pp.84-91, 2014.

【国際会議講演論文】
1. K. Esaki, S. Inoue, T. Watanabe and Y. Ishii: An Embodied Entrainment Avatar-Shadow System to Support Avatar Mediated Communication; Proc. of the 24th IEEE International Symposium on Robot and Human Interactive Communication (RO-MAN2015), pp.419-424, Aug. 31, 2015.
2. M. Yamamoto, N. Takabayashi, T. Watanabe and Y. Ishii: A Nursing Communication Education Support System with the Function of Reflection; Proc. of the 2015 IEEE/SICE International Symposium on System Integration (SII2015), pp.912-917, Dec. 11, 2015.
最終更新日 2016.05.24