若林 秀昭   Hideaki WAKABAYASHI

講座・コース 情報通信工学講座 Hideaki WAKABAYASHI
役職 准教授
生年月 1967年11月生
自室番号 2508
Email waka**c.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 大阪府立大学工学部電気工学科(1991年3月)
大阪府立大学大学院工学研究科電気工学専攻(修)(1993年3月)
学位 博士(工学),東北大学(2001年5月)
無限周期金属格子による電磁波散乱の数値解析法に関する研究
資格・免許 高等学校教諭一種(工業)(1993年3月),第一級陸上無線技術士(1993年4月)
着任年月 1994年04月
職歴 住友電工(株)(1993年4月~1994年3月),岡山県立大学助手(1994年4月~2002年9月)・助教授(2002年10月~2007年3月)
専門分野 電磁界理論,アンテナ工学
所属学協会 電子情報通信学会,電気学会,日本シミュレーション学会
現在の研究テーマ 電磁波の散乱・回折問題の解析のための理論と算法に関する基礎的研究,周期構造,螺旋構造,メタマテリアルの人工媒質に起因する光波・電磁波現象の解明と応用に関する研究
主要担当科目
 学部 アンテナ工学 <情報伝送工学>, 情報ネットワーク, 情報通信工学実験ⅢA, 情報通信工学演習C
 大学院 アンテナ・伝播工学, 光・電磁波工学特論
相談・共同研究可能
なテーマ
上記「現在の研究テーマ」と同じ
研究概要 【1】 ガラス基板を用いた周波数選択板の製作方法に関する研究
近赤外線を反射し、電波を透過するガラス基板を用いた周波数選択板の作製方法として,銀の薄膜を熱処理することによりり,銀が様々な大きさの粒子となるランダムアレイの作製方法を検討している.
1) H. Nakashima, H. Omoto and H. Wakabayashi, Formation of a random array of fine silver particles from a silver film : Preparation of the frequency selective screen, Journal of Applied Physics, Vol. 95, No. 12, pp. 7790-7797, March 2004. 他

【2】周期構造からなる人工媒質の構成式に関する研究
波長に比べて周期が十分短い誘電体格子について,誘電率を表す汎用的な一様近似式を,周期的抵抗分布を持つ平板格子について,等価抵抗を表す汎用的な一様近似式を提案すると共に成立範囲を調べる.
1) 若林秀昭,山北次郎,周期的抵抗分布を持つ平板格子の一様近似式に関する検討,電気学会論文誌A,Vol. 131,No. 2,pp. 125-131,2011年2月. 他

【3】構造性発色に関する研究
光波の波長以下の微細構造による光の干渉や回折に起因する発色現象である構造性発色について,定量的に色を表示する表色法を提案し,数値解析により,構造と発色の関係を検討する.
1) H. Wakabayashi and J. Yamakita, Color specification for structural colors by using reflection spectrum, IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering, Vol. 4, No. 6, pp. 790-792, November 2009. 他

【4】平板格子における抵抗境界条件に関する研究
アレーアンテナ,電磁波遮蔽板の設計・解析では,金属の厚さを無視した計算法が広く採用されているため,厚さを考慮する必要がある範囲を調べる.
1) H. Wakabayashi and J. Yamakita, Analysis of thickness-profiled gratings for oblique incidence using approximate modeling by plane gratings with surface resistance, Radio Science, Vol. 44, No. 5, RS5009 (11 pages), September 2009. 他

【5】誘電体回折格子における影理論に関する研究
 入射波が低入射角極限に達する場合,入射波と鏡面反射波が相殺され,全電磁界が消滅する「影」となる.この現象を定式化した影理論が近年,注目されており,影理論を誘電体回折格子の計算法に適用する.
1) H. Wakabayashi, M. Asai, K. Matsumoto and J. Yamakita, Numerical methods for composite dielectric gratings embedded with conducting strips using scattering factors, IEICE Transactions on Electronics, Vol. E96-C, No. 1, pp. 19-27,January 2013. 他
社会における活動 1) 電気学会,電子情報通信学会,日本シミュレーション学会,IEEE広島支部学生シンポジウム,各学会論文誌査読委員
受賞 1) Outstanding Presentation Award, JSST2013, The 32th Annual Conference International Conference on Simulation Technology, February 2014.
2) Outstanding Presentation Award, JSST2015, The 34th Annual Conference International Conference on Simulation Technology, March 2016.
研究業績 < 2014年以降の研究業績 >
[ 学術論文 ]
1) H. Wakabayashi, M. Asai, K. Matsumoto and J. Yamakita, Analysis of low grazing scattering by dielectric gratings in conical mounting using scattering factors, IEICE Transactions on Electronics, Vol. E97-C, No. 1, pp. 50-57, January 2014.
2) 岡田俊也,若林秀昭,稲井 寛,周期的誘電率分布を持つ回折格子の解析における収束改善,電子情報通信学会論文誌,エレクトロニクス,Vol. J97-C,No. 5,pp. 235-238,2014年5月.
3) H. Wakabayashi, M. Asai and J. Yamakita, A scattering field expression by dielectric gratings using circularly polarized waves, Vol. E98-C, No. 2, pp. 162-165, February 2015.
4) 若林秀昭,ヘルムホルツ方程式の平面波解に関する検討,電気学会論文誌,基礎・材料・共通(A)部門誌,Vol. 136,No. 7,2016年7月.

[ 国際会議講演論文 ]
1) H.Wakabayashi, M.Asai, K.Matsumoto and J.Yamakita, Application of shadow theory to multilayered dielectric gratings placed in conical mounting, Proc. of 2014 International Conference on Simulation Technology, pp. 22-23, October 2014.
2) T.Okada, H.Wakabayashi and H.Inai, Numerical methods for modulated dielectric gratings with periodic permittivity, Proc. Of 2014 International Conference on Simulation Technology, pp. 66-67, October 2014.
3) M.Asai, H.Wakabayashi, J.Yamakita and K.Matsumoto, Periodic array of thin-wire chiral objects with cancellation of quadrupole moments, Proc. of 2014 International Conference on Simulation Technology, pp. 94-95, October 2014.
4) H.Wakabayashi, M.Asai and J.Yamakita, Three dimensional analysis of structural coloration in subwavelength gratings, Proc. of 2015 International Conference on Simulation Technology, pp. 206-209, October 2015.
(Outstanding Presentation Award)
5) M.Asai, H.Wakabayashi, J.Yamakita and K.Matsumoto, Numerical study on small quasi isotropic particles for chiral media with fine granularity, Proc. of 2015 International Conference on Simulation Technology, pp. 218-220, October 2015.

[ 紀要 ]
1) 若林秀昭,浅居正光,山北次郎,円偏波回折波振幅を用いた誘電体格子の散乱界表現に関する検討,電気学会研究会資料,EMT-14-52,pp. 257-262,2014年1月.
2) 若林秀昭,浅居正充,松本恵治,山北次郎,全領域に影理論を適用した多層誘電体格子の斜め入射波散乱解析,輻射科学研究会資料,RS14-07,2014年8月.
3) 浅居正充,若林秀昭,山北次郎,準等方性キラル粒子の周期配列に対する等価媒質特性,輻射科学研究会資料,RS14-10,2014年12月.
4) 若林秀昭,浅居正充,松本恵治,山北次郎,多層誘電体周期構造の全領域の3次元散乱界への影理論の適用,電気学会研究会資料,電磁界理論,EMT-15-33,pp. 169-174,2015年1月.
5) 若林秀昭,浅居正充,山北次郎,微細周期構造の3次元解析を用いた構造性発色に関する検討,輻射科学研究会資料,RS15-11,8 pages,2015年12月.

[ 口頭発表 ]
1) 若林秀昭,山北次郎,コニカルマウントされた多層誘電体周期構造の散乱因子を用いた界表現,2014年電子情報通信学会ソサイエティ大会エレクトロニクス講演論文集1,CS-1-4,pp. S-7-S-8,2014年9月.
2) 関原紘太郎,小松 実,岡本浩行,若林秀昭,周期構造における構造性発色の3 次元特性解析,平成26年度電気関係学会四国支部連合大会講演論文集,11-5,2014年9月.
3) 榎本雅仁,多田 将,小松 実,岡本浩行,若林秀昭,周期配列したナノ構造における電磁波解析,平成26年度電気関係学会四国支部連合大会講演論文集,11-6,2014年9月.
4) 若林秀昭,松本恵治,浅居正充,山北次郎,多層誘電体周期構造による散乱界の数値計算法と誤差評価,2015年電子情報通信学会総合大会エレクトロニクス講演論文集1,CS-1-2,pp. S-3-S-4,2015年3月.
5) 若林秀昭,多層誘電体格子による電磁波散乱の解析法への影理論の適用,平成27年度(第66回)電気・情報関連学会中国支部連合大会講演論文集,11-5,2015年10月.
最終更新日 2016.05.24