中村 光   Hikaru NAKAMURA

講座・コース 子ども臨床講座 Hikaru NAKAMURA
役職 教授
生年月 1962年03月生
自室番号 6508
Email hikaru**fhw.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 慶應義塾大学法学部法律学科(1984年3月)
日本聴能言語福祉学院聴能言語学科(1992年3月)
学位 博士(医学)名古屋市立大学,2000年10月,Validity of brief intelligence tests for patients with Alzheimer's disease
資格・免許 言語聴覚士(1999年5月)
着任年月 2000年04月
職歴 日本聴能言語福祉学院補聴言語学科専任教員(1992年4月~2000年3月)
専門分野 言語聴覚障害学,神経心理学
所属学協会 日本言語聴覚士協会,日本高次脳機能障害学会,日本神経心理学会,日本音声言語医学会,日本コミュニケーション障害学会,日本認知症ケア学会,日本心理学会,日本保健医療福祉連携教育学会
現在の研究テーマ 神経学的コミュニケーション障害の評価と介入に関する研究
主要担当科目
 学部 保健福祉学Ⅰ, 身体機能と障害, 知的発達と障害, 老年科学, 認知症論, 障害科学Ⅰ, 保健福祉実験演習, 介護福祉実験演習, チームガバナビリティ演習, 研究ゼミナール
 大学院 高齢者保健福祉特論Ⅰ, 高齢者保健福祉特論Ⅰ演習, 高齢者保健福祉特論Ⅱ演習, 保健福祉学特論Ⅰ, 高齢者保健福祉学特別講義Ⅱ
相談・共同研究可能
なテーマ
言語聴覚障害(特に神経学的コミュニケーション障害=失語症・高次脳機能障害・認知症)の評価または支援・介入
研究概要 【1】後天的脳損傷に伴う認知機能やコミュニケーションの障害を適切に把握するための評価法の開発
言語・記憶・遂行機能などの認知機能,およびそれらを使って行われるコミュニケーションは大脳が司っており,脳血管疾患,脳外傷,神経変性疾患などは脳にダメージを与え,しばしば認知機能やコミュニケーションに深刻な障害を引き起こす.それらを適切に把握するための新たな心理検査の開発や,既存の心理検査の性質についての研究を進めている.
【2】適切な評価に基づく障害の本質への接近
人の心的機能を解明するための方法論の1つとして,その損傷像を深く分析・検討するという手法(神経心理学)がある.失語症,高次脳機能障害,認知症をもつ人または高齢者を対象に,その言語・コミュニケーション機能,記憶機能,注意機能,知的機能などについて,心理検査成績の解析や心理実験を行って検討している.
【3】障害を軽減し日常生活に及ぼす影響を最小限にするための介入法の開発と効果測定
障害者の機能障害や活動制限を軽減するための新たな介入法の開発とその効果の検証は,臨床領域の研究者にとっての永遠のテーマである.外部の臨床施設と協働しながら,失語症,高次脳機能障害,認知症に対するそれに取り組んでいる.
社会における活動 1.一般社団法人日本高次脳機能障害学会代議員(1999~)
2.日本神経心理学会評議員(1999~)
3.一般社団法人岡山県言語聴覚士会副会長(2007~)
4.一般社団法人日本言語聴覚士協会審議員(2010~2015)、機関誌査読委員(2015~)、機関誌編集委員(2017~)
5.総社市社会福祉事業団苦情解決委員(2012~)
6.岡山県介護保険審査委員会委員(2013~)
7.一般社団法人全国保育士養成協議会理事(2016~)
8.中・四国保育士養成協議会役員(2016~)
受賞 1.岡山県立大学職員表彰(2009)
研究業績 ホームページ:http://hikarulab.fhw.oka-pu.ac.jp/
[学術論文]
1.津田哲也,中村 光:失語症への認知神経心理学的アプローチ 聴覚的理解障害に対する評価と介入.コミュニケーション障害学,34(3),印刷中.
2.藤本憲正,中村光,他3名:アルツハイマー病における比喩理解の障害.高次脳機能研究,37(2), 205-211, 2017.
3.福永真哉,中村光,他3名:失語症患者の言語・認知機能障害とコミュニケーション活動制限の経時的変化-WAB失語症検査と短縮版CADL検査を用いた検討-.認知神経科学,18(1), 30-26, 2016.
4.津田哲也,中村光, 他1名:加齢またはアルツハイマー病が語彙意味機能におよぼす影響:feature listing課題による検証.コミュニケーション障害学,33(1), 1-7, 2016.
5.藤本憲正,中村光,他2名:脳損傷者における比喩理解-右半球損傷者における障害を中心に-.音声言語医学,57(2), 201-207, 2016.
6.横山典子,中村光,他1名:高次脳機能障害者の問題への対処-質問票を作成し支援計画に活用した実践報告-.認知リハビリテーション,21(1) , 66-69, 2016.
7.Tsuda,T., Nakamura,H., 他2名: Effects of aging and Alzheimer’s disease on lexical-semantics: A semantic priming study. 岡山県立大学保健福祉学部紀要,23, 53-62, 2016.
8.李多晛,中村光,他1名:失語症者における言語流暢性課題の成績-品詞の影響と時間推移の分析-.音声言語医学,56(4), 335-341, 2015.
9.原田一生,中村光:虚弱高齢者における二重課題Timed Up and Go Testの成績.ヘルスプロモーション理学療法研究,5(1), 1-7, 2015.
10.藤本憲正,中村光,他3名:語用論的コミュニケーション評価尺度の開発:日本語版Pragmatic Rating Scaleの信頼性.コミュニケーション障害学,32(1),11-19,2015.
11.藤本憲正,中村 光,他3名:日本語版Pragmatic Rating Scaleの妥当性と検査精度.岡山県立大学保健福祉学部紀要,22, 109-114, 2015.
12.Lee,D., Nakamura,H., Ryu,H.: The effects of word class and aging on verbal fluency in Korean.岡山県立大学保健福祉学部紀要,22, 145-151, 2015.
13.津田哲也,中村光,他4名:失語症者における項目間の意味的関連性を統制した非言語性意味判断課題の成績.高次脳機能研究,34(4),394-400,2014.
14.津田哲也,中村光,他2名:重度理解障害を伴う失語一例における聴覚的理解課題で示すエラーの経時的分析.言語聴覚研究,11(1),12-20,2014.
15.李多晛,中村光,他3名:言語流暢性課題における品詞と加齢の影響.高次脳機能研究,33(4),421-427,2013.
16.津田哲也,中村光,他3名:失語症者に対する項目間の意味的関連性を統制した聴覚的理解課題の成績-状況的関連性とカテゴリー関連性を用いて.高次脳機能研究,33(4),414-420,2013.
17.Tsuda,T.,Nakamura,H.,他9名:Neuropsychological approach-based naming therapies improved aphasia. International Medical Journal, 20(3), 305-307, 2013.
[著書]
1.中村光:超皮質性感覚失語.(超皮質性失語:日本高次脳機能障害学会教育・研修委員会編),新興医学出版,2016, pp.35-47.
2.中村光:介護福祉の基礎となる病態:聴覚障害のある人、音声・言語障害のある人.(生活支援の基礎理論Ⅱ:谷口敏代,上之園佳子,鈴木聖子編),光生館,2015,pp.136-143.
3.中村光:文字訓練.(標準言語聴覚障害学・失語症学(第2版):藤田郁代,立石雅子編),医学書院,2015,pp.294-302.
4.中村光:プレゼンテーションと論文作成.(図説言語聴覚療法技術ガイド:深浦順一,長谷川賢一,立石雅子,佐竹恒夫編),文光堂,2014,pp.78-80.
5.中村光:知覚・認知機能の発達と障害.(リハビリテーションのための人間発達学(第2版):大城昌平編),メディカルプレス,2014,pp.151-166.
6.中村光:プレゼンテーションと論文作成.(図説言語聴覚療法技術ガイド:深浦順一監修,長谷川賢一,立石雅子,佐竹恒夫編),文光堂,2014,pp.78-80.
7.中村光:聴覚障害のある人の理解.(最新介護福祉全書第11巻・障害の理解(第2版): 谷口敏代編),メヂカルフレンド社,2013,pp.142-159.
8.中村光:コミュニケーション能力に関する検査(CADL、重度失語症検査)成績の解釈の仕方と言語治療に生かすみかたを教えてください.(失語症Q&A 検査結果のみかたとリハビリテーション:種村純編),新興医学出版,2013,pp.25-29.
9.森加代子,中村光:呼称障害が生じる原因の違いによって訓練の進め方をどのように変えたらよいでしょうか.(失語症Q&A 検査結果のみかたとリハビリテーション:種村純編),新興医学出版,2013,pp.61-65.
[学会発表]
1.藤本憲正,中村光,他2名:アルツハイマー病における語用論的障害-まんがの説明課題と比喩理解課題の比較-.第18回日本言語聴覚学会,松江,2017.
2.山田円,中村光,他1名:失語症者における呼称課題条件と保続の発生.第18回日本言語聴覚学会,松江,2017.
3.中村光:学童期児童における語彙・意味ネットワークの発達-feature listing課題による検討-.岡山県言語聴覚士会第17回学術集会,岡山,2017.
4.津田哲也,中村光,他1名:加齢またはアルツハイマー病が語彙意味機能におよぼす影響-Feature listing課題による検証-.第42回日本コミュニケーション障害学会,千葉,2016. 
5.津田哲也,中村光,他2名:加齢またはアルツハイマー病が語彙・意味機能に及ぼす影響-意味的プライミング法による検討-.第17回日本言語聴覚学会,京都,2016.
6.坂部泰治,中村光,他7名:口部顔面失行と発語失行の関係性-口部顔面動作に単一動作と連続動作を用いた検討-.第17回日本言語聴覚学会,京都,2016.
7.Nakamura, H., Kubota, M.: Activities and issues regarding interprofessional education at Okayama Prefectural University. All Together Better Health-Ⅷ, Oxford, 2016.
8.中村光:意味記憶障害に対する単語学習の意義-失語症例における意味セラピーからの示唆-.第40回日本神経心理学会,熊本,2016.
最終更新日 2017.09.04