井村 圭壯   Keiso IMURA

講座・コース 政策科学講座 Keiso IMURA
役職 教授
生年月 1955年10月生
自室番号 5123
Email imura**fhw.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 四国学院大学文学部社会福祉学科(1980年3月)
四国学院大学大学院文学研究科社会福祉学専攻(修)(1983年3月)
高知県立高知女子大学大学院健康生活科学研究科社会福祉学領域(博)(2005年3月)
学位 博士(社会福祉学) 高知県立高知女子大学、2005年3月、養老院の福祉事業の歴史的経緯に関する社会統計学的評価
資格・免許 保育士、中学校教諭一級普通免許状(社会)、高等学校教諭二級普通免許状(社会)
着任年月 1993年04月
職歴 長崎ウエスレヤン短期大学講師(1986年4月~1989年3月)
聖カタリナ女子大学社会福祉学部講師・助教授(1989年4月~1993年3月)
専門分野 社会福祉事業史、社会福祉原論、社会福祉理論、思想
所属学協会 日本社会福祉学会、社会事業史学会、日本地域福祉学会、日本福祉教育・ボランティア学習学会、日本福祉文化学会、日本キリスト教社会福祉学会、日本仏教社会福祉学会、日本福祉図書文献学会、中国四国社会福祉史学会、地域社会福祉史研究会連絡協議会
現在の研究テーマ ①戦前期の社会事業施設に関する研究、人物史、施設史研究、戦時期の社会事業実践史 ②現代社会の飲酒酒害問題、酒害支援ネットワーク、生徒の酒害、依存症問題、断酒会の機能 ③生徒への福祉教育
主要担当科目
 学部 社会福祉発達史, 社会福祉原論, 地域福祉論, 地域組織論, 社会福祉行財政論, 福祉計画論, 入門ゼミナール〔隔週〕, 基礎ゼミナール〔隔週〕(社会福祉学専攻), 専門ゼミナール〔隔週〕<保健福祉学専門ゼミ〔隔週〕>, 研究ゼミナール
 大学院 社会福祉学特論Ⅱ, 社会福祉学特論Ⅱ演習, 政策科学特別研究
相談・共同研究可能
なテーマ
①社会福祉事業史、施設史、人物史、社会福祉思想、理論、福祉教育、福祉文化 ②酒害相談ソーシャルネットワーク、小学校、中学校、高等学校生の飲酒、酒害問題、薬物依存問題
研究概要 [1)社会福祉学の中でも「社会福祉事業史」を専攻している。特に戦前期の社会事業施設を研究対象として、その事業実践を分析することを基盤としている。
 孤児院は社会事業史学会等で研究が進められてきたが、「養老院」に関しては、いまだ解明されていない部分が多い。第一次史料の発掘・整理が不十分な施設も多く、戦前期に事業実践を展開した養老院の解明にあたっている。
 2005年9月に『日本の養老院史-救護法期の個別施設史を基盤に-』(学文社)を発刊した。本書は、地域における個別施設史の構築化の中から養老院の形成史を究明することを意図したものであった。また、2015年には『日本の社会事業施設史』(学文社)、『社会事業施設・団体の形成史』(学文社)を発刊した。今後も、上記と同様に研究書を発刊していくが、高齢者を収容したという存在の実態に視点をあて、実践の展開によって生まれてくる生活の場の矛盾、葛藤、問題性等を施設の内側からメスを入れることにより、養老院の内実を分析していく。今後も内在的側面からの分析を意図した実態史研究を研究上の課題として実施していく。
[2]筆者は、淑徳大学総長の長谷川匡俊氏を代表者として組織されている「地域社会福祉史研究会連絡協議会」の会員である。『地域における社会福祉形成史の総合的研究』を発刊したが、今後も地域社会福祉史研究に力点をおく。現在、「中国四国社会福祉史学会」の事務局長の役職に就いているが、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、徳島県、香川県を中心に共同研究に参画してくださるスタッフを求めている。
[3]1932(昭和7)年1月1日から施行された「救護法」によって、民間の社会事業施設は公的認可施設に変容していく。筆者の研究は、「救護法」による「救護費」によって昭和初期の社会事業施設がいかに変化するか、政策主体と実践者、生活者との関連要素の視点から分析を行っている。同時に、「社会事業法」も含め、戦時下の施設実践の実態史を基軸とし、政策主体からの圧力の中でいかに施設を運営していったか、実践における思想観、価値観の究明に当たっている。

社会における活動 1.日本地域福祉学会理事(2005~2007)
 機関紙編集副委員長(2005~2007)
2.社会事業史学会理事(2007~2011)
3.日本福祉図書文献学会理事(2008~2011)
 学術研究局長(2008~2011)評議員(2012~)
 査読委員(2014~)                     
4.日本社会福祉学会代議員(2009~)
5.日本社会福祉学会査読委員(2009~)
6.日本仏教社会福祉学会査読委員(2009~2012)
7.日本福祉文化学会査読委員(2013~)
8.中国四国社会福祉史学会事務局長(2010~)
9.地域社会福祉史研究会連絡協議会研究誌編集委員長(2008~2011)
10.岡山県共同募金会評議員、配分委員(1999~)
11.総社市国民健康保険運営協議会委員(2016~)
受賞 1.日本福祉図書文献学会 学術賞(2007.9)
研究業績 [学術論文」
1.井村:「島根県における社会事業施設・団体の形成史の検討-明治期から昭和戦前期までの形成過程を基盤として-」社会福祉科学研究,第3号,pp157-179(2014)
 
2.井村:「大分県における社会事業施設・団体の形成整理史-明治期から昭和戦前期までの形成過程を通して-」福祉図書文献研究,第13号,pp15-33(2014)

3.井村:「戦後昭和二十四年十二月末現在の全国の養老院の検討-「全国養老施設調査」からの分析を通して-」地域福祉サイエンス,創刊号,pp193-211(2014)

4.井村:「社会福祉史研究の視点と方法に関する検討ー主体的事実、現象的事実、歴史哲学の文献を基盤としてー」福祉図書文献研究、第14号、pp13-19(2015)

5.井村:「徳島県の社会事業施設・団体形成史に関する文献研究ー特に『社会課関係事務要覧』を基盤としてー」福祉図書文献研究、第15号、pp19-33(2016)
 
[著書]
1.『日本の社会事業施設史』学文社、2015年(単著)
2.『社会事業施設・団体の形成史』学文社、2015年(単著)
最終更新日 2017.09.18