松田 実樹   Miki MATSUDA

講座・コース 福祉臨床講座・介護福祉コース Miki MATSUDA
役職 助教
生年月 1982年12月生
自室番号 5111
Email m.matsuda**fhw.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 長崎国際大学人間社会学部社会福祉学科介護福祉コース卒業(2005年3月)
文京学院大学大学院人間学専攻科社会福祉コース専攻修了(2007年3月)
学位 修士(人間学)
資格・免許 介護福祉士(2005年3月),社会福祉士(2005年3月),高等学校教諭一種免許(福祉)(2005年3月)
着任年月 2012年04月
専門分野 介護福祉
所属学協会 日本介護福祉学会,日本介護福祉教育学会,日本重症心身障害学会,日本社会福祉学会など
現在の研究テーマ 【1】重症心身障害児(者)の療育に関する研究【2】在宅障害児(者)の生活支援に関する研究【3】生活支援技術に関する研究
主要担当科目
 学部 生活支援技術Ⅳ, 介護総合演習Ⅲ, 介護福祉実習Ⅲ, 生活支援技術Ⅳ, 生活支援技術Ⅴ, 介護福祉実習Ⅰ, 介護福祉実習Ⅱ(25年度以降学生), 介護福祉実習Ⅱ(24年度以前学生), 介護福祉実習Ⅲ, 介護総合演習Ⅱ
 大学院 介護総合演習Ⅲ
研究概要 【1】重症心身障害児者の療育に関する研究
 自己刺激行動を反復して行う重症心身障害児(者)の日常生活に焦点をあてて、アプローチの方法を検討することを目的とした。具体的にはまず、自己刺激行動の現状把握から、具体的アプローチ方法の検討を行った。そして自己刺激行動の生起回数、皮膚損傷の程度、職員の意識変化によってアプローチ実施前後の比較を行った。
今回、自己刺激行動を軽減させる具体的アプローチ方法として分化強化的な関わりを用いた。利用者にとって自己刺激行動の軽減がみられ、感覚刺激を満たす一つの方法として効果があったが、他利用者への応用やてんかん発作との関連など残された課題も多かった。そのため、今後はこの研究を踏まえ、その人らしい生活を送ることができるよう重症心身障害児者への具体的療育活動の展開を目指して研究の検討をしていく予定である。
【2】在宅障害児(者)への生活支援に関する研究
 某地区を対象に、在宅障害児(者)を支援する上での現状と課題を明らかにすることを目的とした。本調査では、福祉計画に挙げられている重点項目から質問紙を作成し、居宅介護を実施している介護職員へアンケート調査及び面接を実施した。結果については、クロス集計および内容分析により現状と課題を整理した。対象地域では、在宅障害児(者)を取り巻く環境上の外的要因と内的要因により共生やサービス確保を阻む悪循環が生じており、障害の特性を踏まえたケア実践と課題解決に向けた地域全体での取り組みの必要性が示唆された。そのため、障害特性を踏まえたケア実践につなげられる介護福祉教育の在り方について今後、研究の検討を行っていく予定である。
【3】生活支援技術教育方法に関する研究
 生活支援技術における移乗の介護方法に焦点をあてて、実施する介護者及び介護対象である利用者が安楽に移動できる具体的な援助技術について研究している。介護福祉を学んでいる学生を対象に、生活支援技術の移乗に関する支援方法について生理学的側面および精神的側面から負担の少ない援助方法を探った。ボディメカニクスの原則に示されている負担の少ない援助姿勢を「床からの移乗介護」の場合を想定して検討したところ、有意差は見られなかったものの、片膝を立てて利用者を抱え上げる介護動作が、介護者にとって負担の少ない援助姿勢である傾向があった。現在、福祉用具の積極的な利用によって介護者の身体に負担がかからないよう対策がとられているが、現状では利用者の特性上、リフト等の活用ができない場合も多い。そのようなケースも想定しながら、負担なく安全、安楽にケア実践ができる介護福祉士の育成へこの知見を活用し、介護福祉教育の一助となるよう今後、研究を進めていく予定である。
研究業績 (論文)
・がんに罹患している利用者を支える訪問介護員の役割とケア困難感,インターナショナルNursing Care Research,第15巻第2号,p.83-92,2016(共著).
・介護福祉職の生活支援の視点からみる障害児(者)の居宅生活を困難にしている生活課題の分析,介護福祉教育,第20巻第2号,p.35-43,2015(筆頭).
・「ICFの考え方に基づいた介護過程展開」における学生の視点の変化 ,介護福祉教育,第20巻第2号,p.65-71,2015(共著).

(紀要)
・終末期ケアにおける専門職間協働の現状と課題-特別養護老人ホームにおける調査から-,岡山県立大学保健福祉学部紀要,第22巻第1号,p.167-176,2015(筆頭).
・「介護の心」の構成要素-「介護の心」の育成の可能性を探る-,岡山県立大学保健福祉学部紀要,第22巻第1号,p.91-99,2015(共著).
最終更新日 2017.09.18