柳原 衞   Mamoru YANAGIHARA

講座・コース インテリジェントシステム学 Mamoru YANAGIHARA
役職 准教授
生年月 1954年01月生
自室番号 5220
Email yanagi**ss.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 岡山大学理学部生物学科(1977年3月卒業)
岡山大学大学院理学研究科生物学専攻(修)(1979年3月修了)
学位 医学博士
着任年月 2007年04月
職歴 岡山大学医学部助手(1979年4月〜1993年3月)
ハーバード大学医学部研究員(1989年11月〜1992年5月)
岡山県立大学短期大学部助教授(1993年4月〜2007年3月)
ハーバード大学医学部客員准教授(1994年9月〜1996年9月)


専門分野 神経解剖学, 神経科学
所属学協会 日本解剖学会, 日本神経科学学会, 日本生理学会, 日本比較生理生化学学会, コ・メディカル形態機能学会、 Society for Neuroscience(北米神経科学学会)
現在の研究テーマ 脳幹神経路の機能解剖学的研究
主要担当科目
 学部 人体の構造と機能Ⅰ <解剖学>, 生体行動科学, 脳と身体の科学, 技術英語演習
 大学院 神経システム学, 神経システム学特論
相談・共同研究可能
なテーマ
新規ペプチド等の脳内発現作用部位の検索
研究概要 【1】脳内の神経線維連絡を, 神経トレーサーを使用して調べている. 特に, 視床から海馬体への神経投射について, 結合核をはじめとする正中核群から, 海馬台および嗅内野への投射の局在をあきらかにするとともに, 固有の海馬への視床性投射が見られないことなどを示した. また, 蛍光性神経トレーサーを用いた蛍光性逆行性二重標識法で, 二つの異なる脳部位へ軸索分岐により同時に投射するニューロンの検索を行い, 大脳皮質運動前野と大脳基底核との両方に, 分岐した神経線維を送る神経細胞が視床の腹側核群に存在することなどをあきらかにした.
【2】小脳星状膠細胞に特異的なモノクローナル抗体を作成し, それを用いてラット小脳皮質の発生様式を, 正常ラットや小脳形成不全をおこさせたラットであきらかにしていった.
【3】蛍光性神経トレーサー法と蛍光抗体法とを同時に用いることによって, 神経線維連絡に加えてそのニューロンの化学的性質をもあきらかにして調べている. 例えば, ネコ間脳の視床下部から海馬への投射ニューロンがサブスタンスPを含むことを示した. また, ラットにおいてコリン作動性中脳橋被蓋ニューロンの神経投射とその含有カルシウム結合タンパクとの関係をあきらかにしつつある.
【4】免疫組織化学および生理学的実験法を合わせて用いて, 延髄から橋にかけての脳幹部における, 睡眠, 嘔吐, および, 消化管運動の中枢神経機構についてあきらかにしつつある.
研究業績 [学術論文]
Yanagihara, M., Ono, K. and Niimi, K., Thalamic projections to the hippocampal formation in the cat, Neurosci Lett, Vol. 61, pp. 31-35 (1985)
Yanagihara, M., Niimi, K. and Ono, K., Thalamic projections to the hippocampal and entorhinal areas in the cat, J Comp Neurol, Vol. 266, pp. 122-141 (1987)
Yanagihara, M. and Niimi, K., Substance P-like immunoreactive projection to the hippocampal formation from the posterior hypothalamus in the cat, Brain Res Bull, Vol. 22, pp. 689-694 (1989)
Ono, K., Yanagihara, M., Mizukawa, K., Yuasa, S. and Kawamura, K., Monoclonal antibody that binds to both the prenatal and postnatal astroglia in rodent cerebellum, Brain Res Dev Brain Res, Vol. 50, pp. 154-159 (1989)
Ito, K., Yanagihara, M., Imon, H., Dauphin, L. and McCarley, R.W., Intracellular recordings of pontine medial gigantocellular tegmental field neurons in the naturally sleeping cat: behavioral state-related activity and soma size difference in order of recruitment, Neuroscience, Vol. 114, pp. 23-37 (2002)
Onishi T., Mori T., Yanagihara M., Furukawa N., Fukuda H., Similarities of the neuronal circuit for the induction of fictive vomiting between ferrets and dogs, Autonomic Neuroscience: Basic & Clinical, Vol.136, pp. 20-30 (2007)
Kobashi M., Yanagihara M., Fujita M., Mitoh Y., Matsuo R., Fourth ventricular administration of ghrelin induces relaxation of the proximal stomach in the rat. Am J Physiol Regul Integr Comp Physiol, Vol. 296, pp. R217-R223 (2009) ほか
[著書]
Fukuda, H., Koga, T., Frukawa, N., Nakamura, E., Hatano, M. and Yanagihara, M., The site of the antiemetic action of NK1 receptor antagonists. In J. Donnerer (Ed.), Antiemetic Therapy, Karger, Basel, pp. 33-77 (2003) ほか
[紀要]
Yanagihara, M., Orexin immunoreactive appositions onto nitric oxide synthase containing neurons in the mesopontine tegmentum. Bull. Okayama Pref. Univ.-Jr. Coll. Vol.13, pp15-21 (2006) ほか
[学会発表]
柳原 衞, 中脳橋被蓋ニューロンの腹側被蓋野への投射とカルビンディン免疫陽性, コメディカル形態機能学会第14回学術集会(2015)ほか
最終更新日 2016.05.30