但馬 康宏   Yasuhiro TAJIMA

講座・コース 知能情報処理講座 Yasuhiro TAJIMA
役職 准教授
生年月 非公開
自室番号 2604
Email tajima**cse.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 2001年 電気通信大学大学院電気通信学研究科博士後期課程修了
学位 博士(工学)
着任年月 2009年07月
職歴 1996-1998年 石川島播磨重工業(株)ガスタービン事業部
2001-2009年 東京農工大学大学院共生科学技術研究院先端情報科学部門(工学部情報工学科)
専門分野 機械学習,理論計算機科学,自然言語処理
所属学協会 電子情報通信学会,情報処理学会,人工知能学会
現在の研究テーマ 計算学習理論,テキストマイニング,ゲーム情報学
主要担当科目
 学部 オブジェクト指向プログラミング, ソフトウェア演習Ⅰ, 情報技術の進展, ソフトウェア演習Ⅰ
 大学院 機械学習特論, 理論計算機科学特論
相談・共同研究可能
なテーマ
テキストマイニング、データマイニング、知能処理の応用
研究概要 【1】文法推論に関する研究
機械学習を理論的な考察から理解,発展させる研究分野は,計算学習理論と呼ばれている.その中でもとくに形式文法を自動的に獲得するアルゴリズムは,文法推論アルゴリズムと呼ばれている.形式文法の中でも基礎的なコンパイラ作成などで用いられる単純決定性文法(LL(1)型文法)について効率的に学習を行うアルゴリズムを示した.
さらに,線形文法に対する発展および確率的近似学習に対する発展を示した.
また,これらの内容を教示可能性(teachability)に関して発展させた.

【2】自然言語処理,テキストマイニングの研究
(1) テキストの文脈理解
 話の流れを理解する手法として,テキストの状態遷移モデルによるモデリング手法を改良した.
(2) 短文の書き手の感情理解
 「つぶやき」をウェブ上で共有するツールは,手軽な情報発信手段として流行し定着しつつある.そのような「つぶやき」の発信者の感情をデータから推定する技術を開発し,高い精度を得た.
(3) レシピサイトにおける言語処理
 近年普及の著しいレシピサイトにおいて,各メニューの栄養価を自動計算する手法を開発した.主食と副食のマッチングを行うアルゴリズムを開発し,評価コンテストに参加した.

【3】ゲームの思考アルゴリズムに関する研究
 将棋や囲碁などのゲームを人間より強くプレイするプログラムは,現在の計算機科学において究極の目標のひとつである.その中でランダムシミュレーションを用いた手法(モンテカルロ法)が注目を集めている.比較的研究のなされていないゲームに対してモンテカルロ法による着手選択手法の開発とその効率化を行った.また,コンピュータ大貧民において,相手のモデル化をより効率的に行う手法を組み込んだモンテカルロ法を開発した.さらにヒューリスティックスを用いたプログラムで2011年当時のモンテカルロ法と同等の強さを持つプログラムを開発した.
社会における活動 電子情報通信学会 英文論文誌(ED) 編集委員(2013.5-)
情報処理学会 論文誌 数理モデル化と応用 編集委員(2013.4-)
情報処理学会 数理モデル化と問題解決研究会幹事(2012.4-2016.3)
The 22st International Conference on PDPTA workshop "Mathematical Modeling and Problem Solving" program committee
研究業績 以下のページを参照のこと
http://ai.cse.oka-pu.ac.jp/t

1. Yasuhiro TAJIMA, Kouzou TAGASHIRA, Genichiro KIKUI,
Heuristics for Daihinmin and their effectiveness,
International Journal of Computer and Information Science, ACIS, to appear.
(revised version of the following ACIT2015)
2. Yasuhiro TAJIMA, Kouzou TAGASHIRA,
Heuristics for Daihinmin and their effectiveness,
Applied Computing and Information Technology, Studies in Computational Intelligence 619, pp.59--69, Dec. 2015.
3. 田頭幸三,但馬康宏,菊井玄一郎,
コンピュータ大貧民におけるモンテカルロ法プログラムとの対戦でのヒューリスティック要素の効果 ,
第14回情報科学技術フォーラムFIT2015, 発表番号F-016, 第二分冊, pp.311-312, Sep. 2015. (FIT奨励賞受賞)
4. Yasuhiro TAJIMA, Yoshihiro SUWA, Genichiro KIKUI, Rikako INOUE et al.
Recipe clustering based on Japanese Food Guide Spinning Top,
Proceedings of the 21st International Conference on Parallel and Distributed Processing Techniques and Applications PDPTA'15, pp.304--309, July 2015.
5. 田頭幸三,但馬康宏,菊井玄一郎,
大貧民プログラムにおけるヒューリスティック戦略の評価 ,
情報処理学会,ゲーム情報学研究会報告,vol.2015-GI-34, no.9,pp.1--6,Jul. 2015.
6. Yasuhiro TAJIMA, Genichiro KIKUI, Rikako INOUE et al.,
OPU at NTCIR-11 RecipeSearch: Japanese Recipe Pairing by Naive Bayes Estimation with Names of Ingredients,
Proceedings of the 11th NTCIR Conference on Evaluation of Information Access Technologies, pp.497--498, Dec. 2014.
7. 坂本成司,但馬康宏,菊井玄一郎,
レシピサイトの材料表における分量の抽出 ,
第16回IEEE広島支部学生シンポジウム論文集,発表番号:A-40,Nov. 2014.
8. 藤岡輝兆,但馬康宏,菊井玄一郎,
プログラムとのインターフェイスを持った量子将棋システムの開発 ,
第16回IEEE広島支部学生シンポジウム論文集,発表番号:B-40,Nov. 2014.
9. Yasuhiro TAJIMA and Genichiro KIKUI,
An example distribution for probabilistic query learning of simple deterministic languages,
Journal of Machine Learning Research, Workshop and Conference Proceedings, vol.34, pp.182--192, Sep. 2014. (The 12th International Conference on Grammatical Inference ICGI2014)
10. Yasuhiro TAJIMA and Genichiro KIKUI,
Emotion estimation of comments on web news by SVM and naive Bayes based classifiers,
Proceedings of the 2014 International Conference on Parallel and Distributed Processing Techniques and Applications PDPTA'14, pp.189--194, July 2014.
11. 但馬康宏,諏訪貴洋,藤岡輝兆,伊藤祥平,菊井玄一郎ほか,
食育のためのおやつ選択ゲームにおける選択要素のモンテカルロ法による推薦 ,
情報処理学会,数理モデル化と問題解決研究会報告,vol.2014-MPS-97, no.1,pp.1--6,Mar. 2014.
12. 伊藤祥平,但馬康宏,菊井玄一郎,
コンピュータ大貧民における高速な相手モデル作成と精度向上 ,
情報処理学会,数理モデル化と問題解決研究会報告,vol.2013-MPS-96, no.4,pp.1--3,Dec. 2013.
13. Yasuhiro TAJIMA,
Teachability of a subclass of simple deterministic languages ,
IEICE Transactions on Information and Systems, vol.E96-D, no.12, pp. 2733--2742, Dec. 2013.
14. 諏訪貴洋,伊藤祥平,但馬康宏ほか,
制約充足問題の適用による食育教材作成支援 ,
第64回 電気・情報関連学会中国支部連合大会,発表番号:26-9,pp.166, Oct. 2013.
15. 伊藤祥平,但馬康宏,菊井玄一郎,
コンピュータ大貧民における相手のモデル化と評価 ,
第64回 電気・情報関連学会中国支部連合大会,発表番号:26-25,pp.194, Oct. 2013.
16. 但馬康宏,
多値ラベルによるニュース記事のコメントに対する感情推定 ,
情報処理学会,数理モデル化と問題解決研究会報告,vol.2013-MPS-95, no.18,pp.1--6,Sep. 2013.
17. 畠山雄二,本田謙介,今仁生美,松崎拓也,宮尾祐介,但馬康宏,田中江扶,
数理言語学事典 ,
産業図書,July 2013.(第4章担当)
最終更新日 2016.05.24