菊井 玄一郎   Genichiro KIKUI

講座・コース 知能情報システム Genichiro KIKUI
役職 教授
生年月 非公開
自室番号 2606
Email kikui**cse.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 京都大学工学部電気工学科 卒業
京都大学大学院工学研究科電気工学第二専攻(修士課程) 修了
学位 博士(情報学) 京都大学
着任年月 2011年04月
職歴 1986年4月:日本電信電話(株)情報通信処理研究所
1990年2月:(株)国際電気通信基礎技術研究所 研究員(出向)
1994年4月:日本電信電話(株)情報通信研究所 主任研究員
2001年4月:(株)国際電気通信基礎技術研究所 研究室長(出向)
2006年4月:日本電信電話(株)サイバースペース研究所 研究グループリーダ
2011年4月:現職
専門分野 自然言語処理,テキストマイニング,オープンデータ,知識情報処理
所属学協会 言語処理学会,情報処理学会,人工知能学会,電子情報通信学会
現在の研究テーマ 自然言語解析・生成,情報検索,オープンデータ,ウエブ情報アクセス支援
主要担当科目
 学部 計算機工学入門 <計算機工学>, データ構造とアルゴリズム <アルゴリズムとデータ構造>, 知識情報処理, 情報リテラシー
 大学院 自然言語処理, 言語工学
相談・共同研究可能
なテーマ
自然言語処理,情報検索,ウエブ情報アクセス支援,ウエブサービス
研究概要 【1】インターネット情報アクセス支援技術
日本におけるインターネット黎明期の1995年より,日本語および外国語のウエブページを検索する初のウエブ検索エンジンを共同で開発するなど,多様かつ大量のウエブテキストから有用な情報を取り出して提示するためのテキスト処理技術の研究を行なってきた.90年代は主に日本語を含む言語横断的なウエブ検索の方式とそれに必要となるクエリタームの教師なし訳語選択,言語推定などを提案した.また,ネットワーク上の(単言語の)検索エンジンや翻訳サービス等をマッシュアップして言語横断検索を実現するためのプロトコル(言語横断検索プロトコル)を提案し(2000年),実際に,韓国,シンガポール,日本の3つの研究機関をつないで日中韓英の言語横断検索エンジンを構築し,試験公開した.
2006年ごろからはテキスト意味理解(具体的には人名,地名,組織名,商品名などの「固有表現」の参照先や属性の推定,これらの間の意味関係解析),テキスト要約などの研究を行い,一部の成果は商用検索サイト等において実用化されている.
【2】音声対話翻訳における音声・言語処理の統合
 音声対話翻訳の研究の前提となる多言語対話コーパスの構築とこれを用いた評価手法の検討を行った.特に前者においては被験者への指示や処理系などの収集環境と発話との関係を実証的に明らかにした.これらの成果は間接的ながら商用の音声翻訳サービスのベースとなっている.
社会における活動 1. 岡山県高度情報化推進協議会 幹事
[学会等]
1. International Journal on Computational Linguistics, Editorial Board member (1998-2000)
2. 情報処理学会誌編集委員(AWG)(2000-2003)
3. ACL年次大会 現地組織委員(2003)
4. 言語処理学会 評議員(2004-2007),理事(2012-)
5. 電子情報技術産業協会(JEITA)専門委員会 幹事(2009-2010)
6. 言語処理学会第20回年次大会 委員長(2014)
7. 1997~現在までの間にACL, ACMSIGIR, Interspeechなど言語処理・検索・音声言語処理関係の国際会議のプログラム委員,reviewerを多数担当
受賞 1. 情報処理学会ベストオーサー賞(1998)
2. 言語処理学会年次大会優秀発表賞(2006)
3. 電子情報通信学会 情報システムソサエティ論文賞(2007)
4. 第22回電気通信普及財団賞(テレコム技術賞)(2007)
5. 2013年Linked Open Data Challenge 入賞(ベストプレゼンテーション賞)
研究業績 [学術論文]
1. G. Kikui et al., “Multilingual Spoken Language Corpus Development for Spoken Language Translation”, IEEE Trans. on SA&L, 2006.
2. 菊井, “ターム間の意味的関連性に基づくタームリストの翻訳多義解消”, 自然言語処理, Vol.7, No.3. 2000.
3. G. Kikui, “Identifying the Coding System and Language for On-line Document Using Statistical Language Models”, Journal of IPSJ, Vol.38, No.12, 1997.
4. 西川 仁, 長谷川 隆明, 松尾 義博, 菊井 玄一郎, "文の選択と順序付けを同時に行う評価文書要約モデル", 人工知能学会論文誌, Vol.28, No.1, pp.88-99 (2013).
[解説論文]
1. 菊井, “情報処理最前線:インターネットと多言語情報処理”, 情報処理学会誌, Vol.38, No.1, 1997 (Best Author賞).
2. 菊井, “自然言語処理のインターネットへの応用”, 言語処理学会第三回年次大会チュートリアル資料.
[国際会議講演論文]
1. K. Sadamitsu, K. Saito, K. Imamura, G. Kikui, “Entity Set Expansion using Topic information", ACL 2011 (Poster), pp.726--731 (2011).
2. G. Kikui 他2名, "Multilingual Corpora for Speech-to- speech Translation", ICSLP 2004.
最終更新日 2014.06.07