網野 裕子   Yuko AMINO

講座・コース 発達看護学講座 Yuko AMINO
役職 助教
生年月 非公開
自室番号 6509
Email amino**fhw.oka-pu.ac.jp
※利用の際は,** を @に置き換えてください.
学歴 岡山県立大学保健福祉学部看護学科(1999年3月)
岡山大学大学院保健学研究科保健学専攻(修)(2008年3月)
岡山大学大学院保健学研究科看護学分野(博)(在学中)
学位 修士(看護学),岡山大学,2008年3月,入院している子どものきょうだいへの看護支援に関する検討-中国・四国地方における病院看護師の意識調査より-
資格・免許 看護師,保健師
着任年月 2009年04月
職歴 岡山済生会総合病院(1999年4月~2004年10月)
岡山県立大学保健福祉学部看護学科助手(2004年11月~2009年3月)
専門分野 小児看護学
所属学協会 日本看護協会,日本看護研究学会,日本小児保健協会,日本看護科学学会
現在の研究テーマ 1.注意欠如・多動症(AD/HD)傾向をもつ母親の育児支援に関する研究   2.入院している子どもの家族への看護支援に関する研究 3.小児看護学教育に関する研究
主要担当科目
 学部 小児看護学Ⅰ, 小児看護学Ⅱ, 小児看護学実習, 統合実習
相談・共同研究可能
なテーマ
子どもに関する研究
研究概要 1.注意欠如・多動症(AD/HD)傾向をもつ母親の育児支援に関する研究
1)注意欠如・多動症(AD/HD)傾向をもつ母親の育児困難感とサポートニーズ
 AD/HD特性をもつ母親への育児支援プログラムを作成するための基礎資料とするため、乳幼児の育児を行っている母親のAD/HD傾向と育児困難感及びサポートニーズとの関連に関する調査を行っている。

2.入院している子どもの家族への看護支援に関する研究
1)短期入院の乳幼児への付き添いが母親の疲労に及ぼす影響
 乳幼児の短期入院に付き添っている母親の自覚疲労度を測定することを目的とし、アンケート調査を行った。自覚疲労については、【ねむけ感】の平均スコアは、午前・午後とも15.2、【不安定感】は午前11・午後10.6、【不快感】は午前・午後とも10.8、【だるさ感】は午前10.6・午後9.6、【ぼやけ感】は午前7.5・午後7.8であった。【だるさ感】は午前のスコアの方がやや高い傾向にあったが、すべての群において午前・午後の差はみられなかった。個別では、【横になりたい】【ねむい】【あくびがでる】【頭がおもい】【腰がいたい】の項目でスコアが午前・午後とも高い傾向にあった。しかし、対象者数が非常に少ないため、今後継続して調査していく。

2)短期入院の乳幼児をもつ母親の付き添い中の体験
 乳幼児の短期入院に付き添っている母親の体験を明らかにすることを目的とし、気管支肺炎等の感染症で緊急入院した乳幼児に付き添う母親7名を対象として半構造化面接を行い、質的記述的に分析した。その結果、乳幼児の短期入院に付き添っている母親は、入院に対して「医療者が患児を看てくれる」安心感を抱く一方で、様々な問題を体験していた。しかし、短期入院だから「自分が頑張れば乗り切れる」とひとりで頑張っていることが明らかになった。
 
3)入院している子どものきょうだいへの看護支援に関する検討
 病院看護師がきょうだいに対して行う看護支援促進への示唆を得るため,病院看護師のきょうだいに対する意識と支援の現状と,きょうだいに対する意識が支援に結びつくことに影響する要因を明らかにすることを 目的とし,中国・四国地方の37施設の病院看護師491名を対象に質問紙調査を実施した.その結果,病院看護師のきょうだいに対する意識は高いものの支援はあまりしていないこと,意識が支援に結びつくことに影響する要因は小児看護経験年数 及び支援の必要性意識時にきょうだいについての情報収集を行う,であったことが明らかになった。

3.小児看護学教育に関する研究
1)小児看護学における「子どもと触れ合う」演習の学び
 本学の小児看護学で導入している「子どもと触れ合う」演習後のレポートを質的帰納的に分析することにより,「子どもと触れ合う」演習における学生の学びを明らかにし,より効果的な学習への検討を行うことを目的とした。分析の結果,【子どもの反応】【子どもと遊ぶことによって得られた学びと思い】【子どもの特性】【子どもにおける他者との関わり】【子どもの発達】の5カテゴリーが抽出された。これらの結果より,学生は「子どもと触れ合う」演習を通して,子どもの遊びの特徴や意義,成長発達の実際,成長発達に応じた遊び・コミュニケーション等について学び、子どもの理解を深めていることが明らかになった。

社会における活動 2012年~岡山医療安全研究会
研究業績 [学術論文]
1.網野裕子,小田慈(2010):入院している子どものきょうだいへの看護支援に関する検討 中国・四国地方における病院看護師の意識調査より.小児保健研究,69(4),503-509.
[紀要]
1.網野裕子,沖本克子(2017):小児看護学における「子どもと触れ合う」演習の学び.岡山県立大学教育研究紀要,2(1),93-100.
2.沖本克子,網野裕子(2017):小児看護学の導入としてのロールプレイによる演習の学習効果.岡山県立大学教育研究紀要,2(1),101-111.
3.網野裕子,沖本克子(2017):短期入院の乳幼児をもつ母親の付き添い中の体験.岡山県立大学保健福祉学部紀要,24(1),125-131.
4.沖本克子,網野裕子(2017):糖尿病をもつ子どもの学校生活における医療者と養護教諭の連携.岡山県立大学保健福祉学部紀要,24(1),133-140.
5.網野裕子,沖本克子,住吉和子,室津史子,ヒューズ聡子(2015):米国における糖尿病の子どもと家族に対する療養支援の実際-Children's National Medical Center での研修報告-.岡山県立大学保健福祉学部紀要,22(1),183-188.
6.網野裕子,高林範子,肥後すみ子,有田美知子(2013):看護学生への手洗い教育の基礎的研究~アルコールゲル擦式消毒剤の効果的使用量の検討~.岡山県立大学保健福祉学部紀要,20,63-68.
最終更新日 2018.10.02